ひとに、
企業に、
やさしい
PRを。
kushamiは、やさしさを強みに、
戦略設計から実行まで寄り添う
プロフェッショナルPRチームです。
kushamiの特徴
事業の
社会的価値を高める
PRパートナーとして
私たちが選ばれる
2つの理由
Our Key Features01
経済的価値だけではなく、
社会的価値を追求する
事業の支援に強み
Our Key Features02
企画立案にとどまらず、
施策を最後まで完遂する
責任を負う 「企画成立屋」
サービス
PRならではの視点を軸として、
様々な形で事業と社会のつながりを
設計しています
PR広報支援
「やさしいPR」で、はじめての広報活動にも寄り添います
PR起点のブランディング支援
社会との「つながり」から発想・設計するブランディング
PR起点のSNS支援
企業の価値を効果的に社会に届けるSNS運用
信頼の理由
医療・教育・まちづくり領域を
中心とした実績が豊富です
※過去にご一緒した企業・団体、これまでの支援したプロジェクトを一部含みます
メンバーコラム
kushamiメンバーが
PR視点で見つめたできごとを
綴っています
2025.09.09
「地域」と「地方」を言葉から問い直す。【北海道・中標津町から】
「地域創生」と「地方創生」 二つの言葉はよく似ていて、ニュースや政策の文脈でも並んで使われることが多いものです。しかし私たちkushamiは、この言葉を使い分けることに強いこだわりを持っています。なぜなら、その選び方にこそ「地域をどう捉えているか」という姿勢が透けて見えるからです。 今回、私は地域づくり特化型PBL「ミチシロカ in 北海道中標津町」にプロジェクトメンバーとして参加しました。第6弾となるこのプログラムには全国から9名の学生が集まり、現地でのフィールドワークに挑戦しました。 学生たちを一人ひとり“社会人”として扱い、寝食をともにしながら「地域とは何か」「働くとは何か」を徹底的に考える7日間。その現場に立ち会う中で、改めて「地域」と「地方」という言葉の重みを考えさせられました。 「地方」という言葉から滲み出る“境界線” 東京で生活していると、「地方」という言葉を無意識のうちに“中心ではない土地”“自分から見て向こう側”といったニュアンスで用いてしまうことがあります。 その発言の背景には悪気がなくても、言葉の端々から表れる距離感は、確実に相手に伝わってしまいます。PRという仕事は、言葉を扱い、社会との関係をデザインする仕事です。だからこそ、「地方」と口にした瞬間に生まれる見えない境界線や、「地域」と呼んだ時に生まれる共感の広がりに敏感でなければなりません。 学生時代だからこそ失敗できる経験を、地域の場で ミチシロカのフィールドワークは、まさにその“境界線”を見つめ直す機会でした。 プログラムの根幹には「自分にとっての価値を見つける」「学生時代だからこそ失敗できる経験を、地域の場で」という思想が流れています。都市部で当たり前とされている価値観や働き方が、地域では必ずしも通用しない。むしろそこにこそ、未来につながる新しいロールモデルや学びがある。PRパーソンとして現場に身を置くと、そのギャップがストーリーの源泉であることを強く感じます。 PRは「伝える」仕事であると同時に、「翻訳する」仕事でもあります。地域に暮らす人々の声を社会に届けるには、外からの視点を持ちながらも、同じ目線に立って共に考える姿勢が欠かせません。言葉をどう紡ぐか、どのエピソードを拾い上げるかによって、受け手の認識や行動が大きく変わる。だからこそ私たちは、地域に寄り添い、自分ごととして関わるこ…
2025.08.06
なぜ勉強しないといけないのか?という文章を読んで
コップ一杯の水 ひと昔前にインターネットで話題になった文章を久々に見つけました。 色々なパターンが世の中に出回っていますが、大まかな内容は以下のとおりです。 なぜ勉強しないといけないのか? なんで勉強なんかしないといけないの?という子どもの質問に母は、机にコップを置いて答えた。 「算数」を学べばこの中に200mlの水があると数字で”見える”ようになる。 「理科」を学べばこの水は水素と酸素からできている事が知れる。 「社会」を学べばこの水がどこからきたのか?がわかりそして、世界にはこの綺麗な水を、飲む事ができない人たちがいることを知れる。 「美術」を学べばこの水の反射を綺麗に描く事ができるようになる。 「音楽」を学べば同じコップでも水の量で音を変えれることにも気づける。 「技術」を学べばこのコップがどんな素材でなぜ漏れないのかがわかる。 「保健体育」を学べばこの水が体にどれだけ大切なのか健康を支える命の正体が見えてくる。 「道徳」を学べばこの水を誰かと分け合うことの大切さを学べて、思いやりの心が育つ。 「国語」を学べば今私が話した”全部の意味”を“正しく”理解できるようになる。 「英語」を学べばこの話を世界の人と分かち合えるようになる。 「哲学」を学べばこの話に何の意味があるのか考えれるようになる。 勉強をする意味、一つひとつの物事を解像度高く捉えるためには、様々な視点や知識を持つことが重要であることがわかりやすく語られていて素敵な文章です。 PRやマーケティングに言い換えてみるとどうなる? この話の内容を、「PRとはなにか」「PRと広告、マーケティングとの違いは」「なぜPRが必要なのか」という質問に対する例え話として、活用してみたいと思います。 なぜPR視点が必要なのか? あるスタートアップ経営者が言った。「PRって結局、広告と何が違うんですか?」 私は、目の前のコップに水を注いで、こう答えました。 「広告」を打てばこの水をライトで照らして、たくさんの人の目を引く方法がわかる。“この水を飲んでください!”と、広く伝える手段だ。 「マーケティング」があればこの水を誰が、いつ、どんな風に欲しがるのかを分析し、どう売れば効果的か、その設計ができるようになる。 「セールスプロモーション」を使えば“今だけ限定”“2本目無料”といった動機付けで、手に取ってもらう仕掛けがつくれる…
2025.07.22
潜在ニーズの自覚(0→1)から、“世の中ゴト”への昇華(1→100)へ
「それ、それ!まさに欲しかったやつ!」 そんなふうに、誰かの提案に触れてはじめて、自分の“欲しかったもの”に気づく瞬間があります。 たとえば、日々忙しく過ごしているビジネスパーソンが、「人と話さなくても英語を学べるアプリ」のニュースを見て、「あ、これがあったら、シャイな自分でも他人と会話をせずに英会話スキルを学べるようになるかも」と思う。けれど、数分前まではそんなことを考えてもいなかった――。このように、人は往々にして、自分の「潜在的なニーズ」を自覚していないものです。 「ない」と思っていたものを、「ある」と示す マーケティングの世界では、「ニーズを掘り起こす」とよく言われます。しかし、その本質は「掘り起こす」というよりも、「気づかせる」「言語化してあげる」という行為に近いのではないでしょうか。 私たちkushamiでは、PRやコミュニケーションの設計をするとき、よくこの「潜在ニーズの自覚」を意識します。クライアントの商品やサービスの魅力を、そのまま並べるだけでは届かない。だからこそ、「この価値は、こういう人にとって、こんなふうに刺さるのでは?」という仮説を立て、ことばや見せ方を通して“気づきの装置”をデザインするのです。 潜在ニーズを「自分ごと」に変える言語化 言語化とは、単なる説明ではありません。 「これが、あなたの役に立つんです」と広告的に押しつけるのではなく、「これって、あなたの“あの瞬間”に必要なものかも」と、静かに差し出す。受け手の記憶や感情を刺激し、自分自身の中に“そのニーズ”があったことを思い出させる。そんなことばには、力があります。 たとえば、冒頭の「シャイな人でもできる英会話アプリ」ですが、さらに、こんなコピーを打ち出します。 TOEIC依存の英語から脱却し、AIとの対話を通じて英会話を学ぶ この一文に触れた人のなかには、「ああ、わたしが英語ができなかったのは、TOEICや受験のための“スコア英語=Reading重視の英語”ばっかりやっていたんだ」と、はじめて自覚する人がいるかもしれません。 「自分ごと」を「世の中ゴト」へ昇華させる ただし、PRとして本当に社会を動かすためには、「自分ごと」でとどまってはいけません。 一人の“気づき”を、いかに“共感”に広げていくか。そして、それが社会全体の関心や行動につながっていくか。 ここに、もうひとつの重要…
おしらせ