ひとに、
企業に、
やさしい
PRを。
kushamiは、やさしさを強みに、
戦略設計から実行まで寄り添う
プロフェッショナルPRチームです。
kushamiの特徴
事業の
社会的価値を高める
PRパートナーとして
私たちが選ばれる
2つの理由
Our Key Features01
経済的価値だけではなく、
社会的価値を追求する
事業の支援に強み
Our Key Features02
企画立案にとどまらず、
施策を最後まで完遂する
責任を負う 「企画成立屋」
サービス
PRならではの視点を軸として、
様々な形で事業と社会のつながりを
設計しています
PR広報支援
「やさしいPR」で、はじめての広報活動にも寄り添います
PR起点のブランディング支援
社会との「つながり」から発想・設計するブランディング
PR起点のSNS支援
企業の価値を効果的に社会に届けるSNS運用
信頼の理由
医療・教育・まちづくり領域を
中心とした実績が豊富です
※過去にご一緒した企業・団体、これまでの支援したプロジェクトを一部含みます
メンバーコラム
kushamiメンバーが
PR視点で見つめたできごとを
綴っています
2025.06.19
ニッチな医療業界で大ヒット!なぜ「細胞アート展」は生まれたのか
細胞アート展は、なぜ「伝わった」のか 株式会社kushamiのPRプランナーの飯嶋健司です。今回の記事では、2024年より企画が始まった公社)日本臨床細胞学会の周年事業企画「細胞アート展」についてお話ししたいと思います。 2024年夏から始まった日本臨床細胞学会が主催した「細胞アート展」は、累計3,000件以上の応募、倍率30倍のワークショップ、Webサイトは25,000人以上が訪れるなど、想像を超える反響を生みました。 これは一過性のバズではありません。本質は、「専門性のあるテーマを、いかに一般生活者の感性に翻訳するか」という、広報・ブランディングの根源的な問いに対する、ひとつのアンサーだったのです。 「細胞診って、なんだ?」 本企画の発端は、日本臨床細胞学会の公益法人化10周年。広報をどう設計すべきか。まず学会内で話題に上がったのは「新聞広告を出す?」という選択肢。しかし、認知を一時的に高めるだけではレガシーにはなりえない。ましてや“細胞診”という一般には馴染みの薄い検査手法を、どうやって生活者に届けるか。 私たちkushamiが相談を受けたのは、ちょうどそのタイミングでした。当初から提示された条件は明快でした。 しかし、そのテーマを扱った広告表現やSNSキャンペーンは、少なくとも既存の手法では難易度が高い。 ではどうするか? 医療を「わかりやすく」ではなく、「親しみやすく」 「はたらく細胞」というアニメ作品が人気を集めていた背景も追い風でした。とはいえ、私たちが最も意識したのは、“専門性の伝達”ではなく、“知るきっかけをデザインすること”でした。 難しいことを、わかりやすくしようとすると、浅くなってしまう。むしろ、専門家の目に映る“リアル”をそのまま、感性で届けるほうが深く刺さるのではないか? そんな仮説のもと生まれたのが「細胞アート展」です。 顕微鏡写真をアート作品として展示 ⇒ 部位や病理によって異なる“細胞の美”を直感的に感じられる構成に。 小学生〜高校生向けの細胞診ワークショップ ⇒ 採取から標本作製、診断までを一連で体験できる教育コンテンツに Webサイトは“細胞の船旅”をテーマに ⇒ アニメーションと実画像を融合し、正確性と遊び心を両立。 すべてに共通するのは「感覚に訴えるUI/UX」の設計でした。 成功の鍵は「学会との共創」 このプロジェクトがこ…
2025.06.19
ファンづくりって上から目線?「ファンを”つくる”ではなく、ファンに”なる”」から始まる関係構築
「ファンを増やす」の視点って、上から目線じゃない? 企業のマーケティングでは、しばしば数値目標として「ファンを●●人に増やす」と掲げられます。 確かに、フォロワー数や顧客リストの数は分かりやすい成果指標です。しかし、そこにはいつの間にか“企業>>>>顧客”という「上から目線」構図が生まれ、言葉だけが空回りしてしまうことも少なくありません。もともと私自身もかつては良かれと思って、「どうやってもっと“認知”を広げようか」「どのキャンペーンが効果的か」といった議論に躍起になっていた時期がありました。 もちろん、それ自体が間違っているわけではありません。けれどその言葉の裏側には、知らず知らずのうちに、“届ける側”と“受け取る側”という非対称な関係性がにじんでしまうことがあります。 一方で、「自分たちが誰かのファンになる」──そんな姿勢に立ったとき、関係の構図はがらりと変わります。推しのことを深く知ろうとする。推しの言葉に耳を傾ける。推しが頑張っている姿を見て、応援したくなる。そのすべてが、「やさしい関係性」を築くための、自然な営みなのだと気づきます。 Public Relationsは「知ろうとすること」から始まる 私たちが考える“やさしいPR”とは、いわば「知ろうとすること」を大切にするPRです。押しつけるのではなく、無理に注目を集めるのでもなく、まずは相手を理解し、尊重し、好きになる。それは、相手を「ターゲット」として扱うのではなく、「一人の人」として向き合うということ。 企業が誰かの“推し”になるには努力が必要です。・その人が何を大切にしているかを知ること・対話を重ねること・時にはお金や時間をかけて応援すること でも、そのプロセスがあるからこそ、伝える言葉にも実感がこもります。熱が宿ります。PRは決して一方通行の伝達手段ではありません。人と人、企業と社会が、やさしさでつながっていくための関係構築の営みなのです。 kushamiは、「ファンを増やす」ことをゴールとは考えていません。むしろ、「企業が誰かのファンになる」ことこそが、真に対等で、持続可能な関係性のはじまりだと信じています。“推し”のことを真剣に知り、好きになり、応援する。そんな企業の姿勢が、最終的に「誰かに好きになってもらえる」きっかけを生むのだと思います。 やさしいPRは、特別なテクニックではありません。日…
2025.06.05
まちと医療と、やさしいPRの交差点で。
株式会社FLOCALに参画して考えた「Public Relations」のこれから あらためて、はじめまして。株式会社kushamiのPRプランナーの飯嶋健司です。このたび、地域医療に新たな選択肢を提示する株式会社FLOCALに、PRとして関わらせていただくことになりました。 FLOCALは、医療者が地域で働く「意志」と「選択肢」を支え、地域医療の持続可能性を再構築しようとする新しい仕組みです。彼らが立ち上げようとしているのは、単なる人材マッチングのシステムではありません。医療、経営、そして地域コミュニティを一体として考える「関係性のプラットフォーム」です。そして、私たちkushamiが取り組んできたのも、まさに“関係性の再設計”でした。FLOCALとの出会いは、その延長線上にあります。 地域医療という「課題」は、実はコミュニケーションの問題でもある。 「地方では医師が足りていない」「病院の経営が厳しい」── こうした話題を耳にしたことがある人も多いと思います。 でもその背景には、「医療者がなぜそこに行けないのか」「地域で医療をするってどういうことか」 といった文脈の共有が、実はとても足りていないと感じます。 医師になっても、どこで働けばいいのか迷う。地域の病院を引き継いだ院長が、経営と診療の狭間で孤独を感じている。住民は「医療がある安心」の意味を、じわじわと失っている。これらは制度や人材配置の問題であると同時に、「伝わっていない」「届いていない」ことの問題でもあります。 だからこそ、「PR」ができることは、意外と多いんじゃないか──そう感じたことが、FLOCALに関わろうと思った大きなきっかけです。 「伝える」ではなく「つなぐ」ためのPRを。 PRという仕事は、ただ情報を発信することではありません。ときには声なき声に耳を傾け、ときには社会の空気を編み直しながら、誰かの想いと、必要としている誰かとを、つなぎ直していく仕事だと思っています。Kushamiとして、私はこれまで多くの社会的プロジェクトに関わってきました。 医療の働き方改革、環境問題、教育格差、地方創生──さまざまな課題と向き合いながら、声を届け、関係をつくるお手伝いをしてきました。FLOCALが取り組むのは、まさにその「声」と「関係」の再設計です。地域医療に関わりたい医師の想い、地域で病院を守りたい人たち…
おしらせ
株式会社kushamiの
最新情報
- 2025.05.02 (金)日本産科婦人科学会の「母子免疫」の重要性を伝える啓発動画3本を制作しました
- 2025.03.11 (火)弊社代表・飯嶋が「社会的処方EXPO」で登壇しました
- 2024.11.06 (水)当社がPR支援するプラスチックリサイクルのesaが「2024 64th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS クリエイティブイノベーション部門」でファイナリスト入賞
- 2024.10.16 (水)当社がPR支援するブレインヘルスケアのSplinkが2024年度グッドデザイン賞を受賞
- 2024.07.09 (火)弊社代表・飯嶋が、近畿大学経営学部マーケティングコミュニケーション論に講師として登壇しました